秀学ゼミナール

子どもたちとできるよろこびを感じあいたい。

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月初のごあいさつ

6月のごあいさつ

水無月(みなづき:6月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
5月号の続きから。ウイルスが人に感染する時は一方的に襲撃するわけではないそうです。ウイルス表面のたんぱく質がヒトの細胞側にある血圧の調整に関わるたんぱく質と強力に結合する。むしろヒト側がウイルスを招き入れていると言えそうです。それは高等生物の遺伝子が外部に出たものがウイルスの正体だからです。ヒトとウイルスは友だち関係なのです。なぜそんなことになるのか?それは親から子に遺伝する情報は垂直方向にしか伝わらないのに対して、ウイルスのような存在は情報を水平方向に、場合によっては種を超えて伝達できる。つまり進化を加速してくれています。それゆえウイルスが進化の過程で温存されたのです。撲滅することは不可能です。上手く共存するしかなさそうです。  参考:朝日新聞4/3「福岡伸一の動的平衡ウイルスという存在」

5月のごあいさつ

皐月(さつき:5月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスがパンデミックを引き起こしています。得体のしれないテロリストとして人類に脅威を与えています。そもそもウイルスとは電子顕微鏡が発明されなければ発見できないくらい小さなものです。自己複製(遺伝)するという観点から見れば生物と定義できそうですが、全く代謝を行いません。「生物と無生物の間」?の存在。
ウイルスがどこからやって来たかというと生物の進化の過程で高等生物が登場した後、初めて現れました。高等生物の遺伝子の一部が外部に飛び出した、つまり宿主から家出をしたものがウイルスの正体です。ですから感染は家出人がもと居た家に帰ってきた結果です。なぜそのようなことが起こるのかは6月の予定表でお話しします。
参考:朝日新聞4/3「福岡伸一の動的平衡ウイルスという存在」

4月のごあいさつ

卯月(うづき:4月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
大学入試改革の英語民間試験活用や記述式試験の導入が見送られました。その最大の理由は「公平性が損なわれる」ということです。確かに公平な入試が理想であることは論を待ちません。しかし今までの「マークシート方式」はかなり平等で公平性が保たれていたと考えます。教科書を学べばスピーチや社交に関係なく本人の苦労、努力が報われる入試です。知識偏重を改め、「思考力」「判断力」「表現力」も評価に加えるという方向は正しいように見えます。その反面、新たに加わった観点は家庭環境の経済力が反映されます。従来の入試は古来の「科挙」以来階層格差の固定化を防いできました。知識を学んだ後で(入学後)それを活用する「思考力」「判断力」「表現力」を身に着けても遅くはない気がするのですが。

2月のごあいさつ

如月(きさらぎ:2月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
新年度から小学校で英語が教科として始まります。英語教育の改革の柱として4技能(「読む」「聞く」「書く」「話す」)をまんべんなく学ぶことが掲げられました。英語も言語なので、日本語同様この4技能は重要です。しかしここで見落とされがちなことがあります。「文法」です。ともするとこの4技能を習得するためには「文法」はさほど重要ではないのではないかと軽視されがちです。日本で生まれ育てば「聞く」「読む」「話す」「書く」ことは文法を知らなくてもできてしまいます。しかし外国語を学ぶ場合、日本語との違い(差異)を強く意識しないと上達は望めません。単語をいくら知っていてもそれをどういう順番で並べ、繋げていくかが分からないと、話したり書いたり(コミュニケート)することは不可能です。それを下支えしているのが文法なのですから。

1月のごあいさつ

睦月(むつき:1月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
今、教室ではポイント制度で盛り上がっています。『☆キラキラポイント☆』は小学生、『☆サクセスポイント☆』は中学生。いろいろながんばりがポイントになります。学習でのポイントが中心ですが、読書や『数楽教室(すうがくきょうしつ)』のパズルでも
ポイントになります。自分色の棒グラフですぐに確認ができるので友達同士でグラフの伸びを楽しみながら競い合っています。11月の金賞(ポイント獲得1位)の中学生が定期テストの成績が一番良かったので学習量と成績の相関関係が証明されました。今後はその量をより高い質へと考えています。“Large Quantity & High Quality”

12月のごあいさつ

師走(しわす:12月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
「しつもん!ドラえもん(朝日新聞)」から、しつもん『「もったいない」を減らすこと。食べものをムダにしてしまうことを何という』。こたえは「食品ロス」ですがその答えの解説に驚くべきことが書かれていました。「日本では国連が世界で行う1年分の食糧援助の2倍近い量が捨てられている」これを知ったからといって世界の食糧事情がどうなるわけでもないし私たちにできることはほんの些細なことかもしれません。しかしその事実を知っていることと、無知でいることの差は非常に大きいのではないでしょうか。木ばかりを見て森をみないと大変なことになるかもしれません。

11月のごあいさつ

霜月(しもつき:11月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
ギタリストの荘村清志(しょうむらきよし)さんが「個性というものが比較できないものだと思い知りました(朝日新聞「語る」より)」と語っていましたが。まさにその通りだと強く思います。個性を色に例えると「赤」が「青」より優れているとか「緑」が「黄」より美しいなどと比べられません。個性をその人のオリジナル、独創だとするとその対極にあるのが「人まね」模倣ということになります。しかし独創は模倣なしには成し得ません。芸術や芸事は「型」を真似てまねて、とことん真似てやっと形になります。意識せずにそれができるようになった時、無意識の中から独創(創造)が生まれるのです。そして想像が創造を導くのです。勉強もまた然りかと考えます。

10月のごあいさつ

神無月(かんなづき:10月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
読書の秋にちなんで、気になる学習本をいくつか紹介させてください。英語の単語力を強化したい人に是非お勧めなのが『英単語の語源図鑑』清水建二・すずきひろし著。現職の高校英語教師が最も効率的な英単語の覚え方を教授しています。語源が共通な「語根」を知ることで、接頭辞、接尾辞との組み合わせで、掛け算的に語彙数を増やせます。東大合格に必要な6000語も難なくクリアできます。他に書名の紹介だけにとどめますが、『東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!(裏表紙:R16指定中学生は決して読まないでください)』や『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書―公立高校教師YouTuberが書いた』など食指がそそられます。教室にもありますから読んでみてはいかがですか?

9月のごあいさつ

長月(ながつき:9月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
「天声人語(朝日新聞コラム)」を読んで驚いたことがあります。高校の国語で「文学」が選択科目になるということです。大学入試改革のもと共通テストが実施されますが、そのプレテストの国語の問題を見ると『実用文として行政のガイドラインや駐車場の契約書が出てくる』のです。現代国語の内容がこういう文章中心に編纂されてしまうと、生活に即した実用文の解釈、読解力は磨かれるかもしれません。しかし教科書で初めて出会う作家、詩人、著述人の文章が読めなくなるのです。教科書はいろいろな文のカタログです。その多様性にこそ世界の広がりや思想の深淵があるのではないでしょうか。

8月のごあいさつ

葉月(はづき:8月)です。日頃より秀学ゼミナールの教育方針にご理解を賜り誠にありがとうございます。
先日、テレビを見ていて驚いたことがありました。『欲望の貨幣論2019』という番組です。総資産(どのくらいお金を持っているか)を1位から順に並べた図がでてきました。ピラミッド状の階層構造をしています。例えて言うなら「長者番付世界ランキング」といったところでしょうか。世界の人口が74.3億人(出典:オックスファム・ジャパン2016年調べ)。その序列です。トップ8人の総資産:約4,268億ドル。この額がボトム(ピラミッドの下位)層、36億人の総資産とほぼ等しいのです。経済的な豊かさだけが「幸せ」の価値基準ではありませんが、世界はこれほどいびつに歪んでいるのです。