秀学ゼミナール

子どもたちとできるよろこびを感じあいたい。

TEL.045-786-1193

〒236-0053 神奈川県横浜市金沢区能見台通7-26 スリーブ2F

教育ブログ 「よなはTのひとり言」㊷

教育ブログ 「よなはTのひとり言」㊷

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote

今回は文学の話。「好色」。芥川龍之介が大正十年「改造」に発表した作品。
「今昔物語」巻第三十「平定文仮本院侍従語」、「宇治拾遺物語」巻三の「平貞文本院侍従の事」等に依った作品で、彼は、「王朝物」と言って古典に題を取った「説話文学」を多く残しました。主人公、貴族の「平中」は、希代の色好み、いわゆるプレイボーイ。
女ができると、たちまちその女に飽きてしまう。
次々と女をとりかえる。女性はもちろん、その親や亭主、恋人からすれば、敵のような存在です。そんな平中が、宮仕え人の侍従に恋してしまいます。
当時、恋愛の手順は、まず、文(ふみ:手紙)をつかわす(送る)ことから始まります。
文の内容は歌です。
三十一文字(みそひともじ:短歌のこと、江戸時代までは和歌という)に己の気持ちを載せるのです。
返事も、当然、歌で返します。
万葉の昔から、やまと(日本)は歌の国です。
違和感を覚えるかもしれませんが、今でも流行歌(音楽)が身近にあるのと同じ感覚です。
庶民から天皇まで、心情を歌にこめて表現しました。

« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>