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ウソシリーズ 「社会は暗記科目である」のウソ(歴史編③)

ウソシリーズ 「社会は暗記科目である」のウソ(歴史編③)

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『5W1H』の話から。これを『歴史』に当てはめてみるとこうなります。
『源頼朝(WHO)が、1192年(WHEN)、鎌倉(WHERE)に幕府(WHAT)を開いた。
全国に守護・地頭を置き(実際は、1185年、「壇ノ浦の戦い」で平氏を滅ぼし、朝廷にその権利を認めさせた。)、「侍所(1180年)」、「問注所(1184年)」、「政所(1191年)」などの行政機関を設置した(HOW)。
頼朝は「御恩」と「奉公」という土地を媒介にした主従関係を通して、「朝廷」支配の時代から「武士」の時代へと政治のパラダイム(ある時代の物の見方、考え方)をシフトさせ、封建社会の礎を築いた(WHY/RESULT)。』
よく歴史の授業で「『歴史新聞』を作ってみましょう。」というのがありますが、たいへん理に適(かな)ったことだと思います。
歴史事象をクイズにせず、包括的に、立体的に、視覚的に捉えるよい手法です。
では、『5W1H』の中でどの要素が一番重要でしょうか。
『WHEN(いつ)』でしょうか?『WHO(だれ)』でしょうか?
「いつ」は年表を見ればわかります。他のことも資料集や地図帳(歴史地図帳)などで調べることができます。
そう、一番大事なのは『WHY(なぜ)』です。なぜこういうことが起きたのか。
その結果どうなったのか。原因と結果の連鎖が歴史の流れを生み出しているのです。
流れを把握すること。歴史を視覚化し、ドラマ化し、物語化する。そうすることで興味も持てますし、自然と『歴史』が身に付いてしまいます。なので、TVの歴史番組を見たり、大河ドラマを見たりするのは歴史学習にとって有効です。NHK高校講座の「日本史」などは、その時代の専門家が映像を交えて説明してくれるので、使い方を間違わなければ、かなり高度な大学入試問題にも対処できます。
しかし、ここでも見過ごしてはならないことは常に『WHY(なぜ)』を意識すること。「歴史」に限らず、どの学習にも『WHY』の視点が欠けてしまうと、受動的(受身の学習)で、暗記中心のつまらない勉強になってしまいます。『学びて思はざれば則(すなは)ち罔(くら)し』です。

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