秀学ゼミナール

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教育ブログ 「よなはTのひとり言」⑧

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漢字検定の問題で「対義語」の問題が出題されるのですが、
例えば「模倣(もほう)」の対義語は何だかわかりますか?
そう、「創造」(「独創」)です。

「模倣」は、まねること、似せることです。
「模擬試験」の「模」です。本番そっくりな試験ということです。
「模擬店」にも「模」が使われていますね。ちなみに「擬」の字にも、まねる、似せるの意味があります。

「倣」は「なら・う」と訓読みします。たびたび経験して馴れる(な・れる)とか、あることのままに従って行うという意味です。

「創造」は新たに創ることです。同音異義語に「想像」がありますが、こちらは「imagination」、「創造」は「creation」です。

「まねること」と「(自ら)創り出すこと」確かに反対ですよね!

でも、この関係を見ていつも思うことがあります。
実は、「模倣」がないと「創造」ができないのではないかと。
「創造」は「模倣」の下支えがあってこそだと。

習字で考えてみますと、お手本の字を真似て、何度も何度も練習して、筆遣いや運筆の基本を身につけます。修行のようなものでしょうか。そして上達して美しい字が書けるようになります。

身につけた技術が自家薬籠(じかやくろう:自分の使いたい時に自由に使える物や技術)中のものとなり、自由に「想像」したことが「模倣」を通して「創造(形になる)」になる。

スポーツでも芸術でも文学でも同じことが言えるのではないでしょうか。

まして学習においてはなおさらです。

基本問題を何度も何度も解いて、その型を習得する。そうすることで原理原則がわかる。そうなって初めて、応用問題が解けるようになるのです。

「できる」から「わかる」の流れとはそういうことです。

「学ぶ(まなぶ)」の語源は「真似ぶ(まねぶ)」つまり「真似る(まねる)」だと聞いたことがあります。

「考える」ことと同じで、心の引出しが空っぽでは「創造」することはできないのです。
「創造」するために知識を蓄え、経験を積み、それらが成熟した時に「創造の芽」が芽生えるのです。

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